2025年05月20日
2025年5月20(火)、帝京大学医療技術学部視能矯正学科准教授 広田雅和と、慶應義塾大学医学部皮膚科学教室/慶應義塾大学病院アレルギーセンター専任講師 足立剛也氏(京都府立医科大学兼任)、同教室助教 雁金詩子氏らの研究チームは、国内最大級のアトピー性皮膚炎患者さん向け投稿アプリを用いて、患者さんが自身で撮影した皮疹画像から、その重症度を人工知能 (AI)が自動で解析?評価する新たなAIモデルを開発しました。このAIモデルは、診察室の外でも、患者さんが自ら皮膚の状態を継続的?医学的?客観的に把握できるツールとして、日々の生活の中での「気づき」や「判断」を支援します。さらに、医療機関においても、皮疹の重症度を継続的かつ標準化された方法で評価できる「デジタルバイオマーカー」としての活用が期待されます。
本研究成果は、2025年5月20日(UTC:協定世界時)にアレルギー領域で最も権威ある国際医学誌の1つであるAllergy(オンライン版)にて公開されました。