2025年05月26日
2025年4月14日(月)、橋爪くれあさん(医療技術学研究科2年)が日本弱視斜視学会の国際学会若手支援プログラム賞において特別賞を受賞しました。特別賞は弱視斜視研究の発展に寄与する若手研究者の育成を目的とし、国内外の学会での発表を支援する賞です。
橋爪さんは、眼位?眼球運動をはじめとした両眼視機能について研究しており、本研究では、複数の眼科検査をポケットサイズに収めた「COメジャー(スクエアウィール)」と既存の医療機器との測定精度を検証し、COメジャーは従来の検査と同等の精度であることを示しました。この研究成果を2025年5月3日(土)~9日(木)にアメリカのソルトレイクシティで開催されたThe Association for Research in Vision and Ophthalmology(ARVO)で、演題「Evaluation of measurement accuracy in ocular deviation using pocket-sized instrument」として発表したことで、今回の受賞に至りました。また、約7,000件の演題のうち、審査員の評価が高い上位3%~5%の演題に贈られるARVO Hot Topic Award を受賞しました。これらの賞を受けた橋爪さんの今後の活躍が期待されます。